精進料理(16)

*ブログを始める前の、過去のレッスンをまとめています。
今回ご紹介するのは、鶴見大学の生涯学習セミナーで催された「精進料理」です。
2007年11月29日の第17回目のレッスンです。








◆十一月のお品書き

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【平椀】大根、こんにゃく、印元、田楽

【膳皿】長芋寒天、柿、オレンジ

【中皿】里芋のとも和合

【小皿】秋野菜の酢の物、菊花、茗荷、胡瓜、茄子、

【小皿】カイワレ

【坪椀】胡麻豆腐、敷味噌

【猪口】じゃが芋

【香皿】香菜

【汁椀】味噌汁

【親椀】むかご飯


大根、こんにゃく、印元、田楽は、茹でただけの大根とこんにゃく、印元に胡麻を混ぜた味噌垂れを作り、田楽にしています。シンプルだけど、とっても美味しいです。
手作りの胡麻ダレは、すごく美味しいです!
長芋寒天は、摩り下ろした長芋にアガーを加えて、火が通るまで加熱して固めました。
梅肉を乗せていますが、とても上品で美味しい一品です。
里芋の共和合は、茹でて潰した里芋に、味噌を加えてタレを作り、別に茹でた里芋に絡めています。同じ里芋を使っていますが、食感の違いを楽しめます。先月は、長芋を使いました。
秋野菜の酢の物、菊花、茗荷、胡瓜、茄子、カイワレは、菊花としめじ、茗荷、胡瓜、茄子を其々丁寧に下準備し、三杯酢に浸しています。仕上げにカイワレを乗せています。彩が美しいです。
胡麻豆腐、敷味噌は、毎回恒例の胡麻豆腐でした。
今回もとってもトロ~リプルプルで美味しかったです。
じゃが芋は、先生の母の味なのだそうです。じゃが芋を炒めた後、醤油出汁を煮含めています。
今回のご飯は「むかご飯」でした。
“むかご”は、精進料理を習うまで、存在を知らず(笑)食べる機会もなかったです。
今回も、秋の味覚を美味しく頂戴致しました。ご馳走様でした。

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